ざっくり京大に受かるまで①(~なんとなくで志望校決定)

わたしはとある地方出身です。さむーいさむーいところです。

 

小学生から高一あたりまでは漠然とその地方一の旧帝に行きたかったんです。親も含め、そうやって行くのが真っ当かなあみたいな感じでした。それでもやりたいことと言われても特に無かったし(医者になりたかった時期もあったけど注射が怖くて断念)、受験勉強なんてまっったく頭になかったです。

 

高校は無事公立の志望校に合格したんですけど、この時の試験の点数がそれほど良くなくて、大体合格者平均ちょい下かな?みたいな感じでした。実際、入学後すぐのテストは校内偏差値が50を割りました。

 

部活は某文化系の名を借りながらも体育会系だろみたいなとこに入りました。あと兼部で文化系のところと。まあ前者の部活が忙しいこと忙しいこと。1年生の秋でキツすぎて辞めるまでは、まじで長期休み含めて、勉強時間を一切取っていなかったです。今考えるとここに居座っていたら合格してなかったのかなあ。人それぞれだから分かんないけど。

 

退部してからは、もう空っぽですることが無くて、ひたすら漢文をやってました。学校から貰った、ただ訓読文と書き下し文が書かれたプリントを暗唱してました。何が楽しかったのか分からないけど、部活よりははるかに楽しかったです。古文もたしか文法をひたすら覚えてました。ちょっと離れた図書館に通いつめてました。

 

じゃあ文系に進むはずですが理系にしました。だって就職困るもん。あと、ぼんやりだけどものを作るって楽しいのかなあとか思ってました。生産的なことやる方が生きてる!って感じしませんか。頭使って考えるより、実際に手を動かしたいタイプです。だから行くとしたら工学部かなあと思いました。この頃にもう学科も決めてました。

 

部活やめた後、ちょっとずつ勉強時間を取るようになりました。朝は40分くらい早く来て物理を復習する(物理ってほんと日々の復習が大事だと思う)、定期考査前は死ぬ気で勉強する(わたし負けず嫌いだから順位が出るものは必死)とか。とはいえ一切勉強しない日もたくさんあったりして。彼氏できて浮かれてたし。部活もゆるい感じで、ただ喋って何時間もたつみたいな感じでした。

 

で、2年の秋に修学旅行で京都に行ったんです。別に京大は見に行ってません。興味がなかったし、わたし行かないと思ってたので。ただ、京都の街並みの雰囲気とか、歴史ある建物が民家に溶け込んでいる感じとかがいいなあと思ったのと、山のように試食した漬物が美味しかったので、(京都って住んだら楽しいかもなあ)ぐらいな気持ちを抱きました。その思いが忘れられなくて、フィーリングですが京大行ってみるか!となりました。

 

この時で、成績はギリギリ50位くらいだったはず。まあ京大狙ってもバカにされないラインくらいでした。