京大に受かる化学の勉強法🙄💭🙄

やばい!書くの飽きてきた… 引越の準備終わるまでにあらかた書き終わろうと思ったんだけど…。というか4月2日に飛行機取ったのは遅すぎます!

 

で、化学です。点数はわりかし取りやすい教科だなあと思います。というか、有機化学が大好きなんです。クロスワードとか数独といったパズルゲームが好きなので、論理を埋めていくような構造決定は楽しいです!(まあ今年構造決定が少なく記述だったので死にました)では時系列で。

 

1年と2年

1年次に化学基礎が必修でした。この時の教科担任が3年間教科担任を務めることとなるのですが、まあ授業を聞いていませんでした。教え方は面白いと思うし、板書だって綺麗とは言えないけれど整っていて見やすかったです。でも、予習をしてこないとついていけないような感じで、聞いても右から左へすうっと抜けていきました。うたた寝したり、チャート解いたりばかりで、真面目に授業を受けた記憶は3年間通してありません。定期考査前も1、2年のうちはリードの基礎だけ解いていて、応用ページは無視していました。

 

3年春

流石にまずいだろうと思い、少しずつリードの応用も解き始めます。でも所詮そのレベルです。たしか3年春あたりの進研かなにかの模試で教科校内偏差値30前半とかでした。モル計算ですら割と怪しかったです。で、たぶん5月くらいからコレ

鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)

鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)

 

 読みまくってました。まあわかりやすいです。計算方法からふむふむ…という感じです。イラストも見やすく、化学って面白いんだなあと初めて思いました。初心者の人が読んでも面白いし、ある程度知識がついた人にもおすすめです。この1冊だけで大分知識はつきました。

 

3年夏

この段階で、有機化学が途中まで終わったところでした。無機化学は知識だけだし、有機化学はみんな初心者なので、ここで差をつけると強いだろ!と思いました。無機化学は、学校から貰った冊子だけで頑張りました。むっちゃまとまっていて、どんな参考書よりも的確です。有機はまたしても

鎌田の有機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)

鎌田の有機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)

 

 

をみっちりやりました。鎌田先生には、わたしは足を向けて寝られません。大好きです。有機の方が若干知識が深めかなあと思います。この本をやり切ったら難関大なら十分の知識を得られます。

夏の模試で、わたしはまだ有機化学が良く分からなくて大問4個中2個を無視していました。現役はそんな感じなのでほんとに判定は無視して大丈夫です☺☺

 

3年秋

リード以外なーんにも今まで演習系の問題集をやっていませんでした。ジュウモンとかやろうかなあどうしようかと思い結局これ

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録

 

 にしました。9月10月で一気に1周します。もう、問題数が半端ないです。時間が無いと解けません。というか2周3周は諦めましょう。理論化学は全問といたけれど、他は半分くらいです。ただ、本当に名問を選りすぐっています。ノートに解きつつ、詳細な解答を読んではノートにまとめ、何回も見返すことで染み付くように力がつきました。

秋の模試では、まだまだ実力が足りないなあと実感します。河合の構造決定はあまりに難しすぎます。あのレベルを解ける人、すごいです。というかあの模試で時間配分を考えたら狂います。

で、新演習ばかりをセンター前まで解きます。鎌田シリーズもずっと読み返し続けました。センター対策は何もしてないです。90点くらいでした。

 

二次直前

やっと過去問に手をつけます。解ける年は解けるし、解けない年は無理ぃ〜って感じでした。自分で適当に点数化して悲しんでは踏ん張りました。構造決定は脳内でチャートを組み立てられるほど繰り返し過去問を解きましょう。一つのキーワードを聞いただけでぱっと方向性を決められる段階までいきましょう!理論化学は、立体格子が出ることだけを願いました。化学平衡はなかなか慣れなくて、本当に直前まで点数を取れませんでした。新演習に戻っていろいろ解きました。で、結局本番はありがたい事に立体格子がでて、そこそこでした。ふふ。

 

 

化学は、いい参考書に出会ったことが大きかったです。夏から本格的に勉強を始めても十分間に合います!知識問題はある程度あるし、変にマニアックな問題もありません。時間配分さえ直前になんとかして乗り切れば(できない問題を諦める勇気を持てば)、得点源にできます。理科一科目でも安定するのは、ちょっと嬉しいことです。物理に比べ、化学は「才能が必要感」がないです。時間をかけるなら、化学がおすすめですよ☺

 

 

 

 

 

 

 

 

京大に受かる物理の3年間の勉強法😇 😇 😇

物理は、苦労しました。わたし、目にも見えないものは信じたくないんです。目に見えるような汚れ(ホコリとか)は徹底的に掃除するけど、見えない汚れ(手の細菌とかダニとか)は興味無いです。だから、物理は工学部受験のはずなのに一番嫌いでした。では時系列で!!

 

2年

何も考えずに物理を選択しました。2年時の物理の先生が当たりだったんです。一日の授業終了後に、任意提出の復習用プリントを出してくれて、出すと必ずしもコメントを書いてくれました。少しでも不明な点があればすぐに解決してしまいます。

物理は、単元ごとの繋がりが重要な教科です。少しでも基礎が抜け落ちていると、他の単元でもつまづきが必ず出てくるし、応用には進むことが出来ません。2年生のうちは、応用は何もせず、ほとんど毎日朝学校に30分早く来て、授業の復習とリードを解いていました。

あと、死ぬほど考査が難しかったです。笑っちゃうような難易度でした。それでも、その難しさによくよく鍛えられました。

 

3年春

3年春というか、もうちょっと前からコレ

体系物理[第6版] (体系シリーズ)

体系物理[第6版] (体系シリーズ)

 

 解いてました。家族の引越し中も図書館で解いてました。何をやればいいかわからなかったので、ひとまずこれやってました。今思うと、これを解いておいたのはかなり大きかったです。京大の穴埋め物理にぴったりです!解答の薄さには目をつぶりましょう!わからなかったったら誰かに聞けばいいんです。これを夏休み終わるまでに数周しておけばだいたい行けるかなあ??と思います。

 

3年秋

11月まで、名門の森を解きました。わたしは名門の森が好きでないです。デザインが全体的にださい。解いててテンション上がりませんでした。つまらなかったです。もっと何かいい問題集あると思います。

 

センター前

センターの勉強は、学校から配られたセンター過去問寄せ集めプリントを解いて、教科書ちょっと読んだくらいです。センターよりも二次のほうに力を入れてました。

難関大入試 漆原晃の 物理[物理基礎・物理]解法研究

難関大入試 漆原晃の 物理[物理基礎・物理]解法研究

 

 

この本、強いんです……!!難関大を受験するなら、絶対におすすめです。出ている問題は旧帝早慶レベルです。問題数は少ないのですが、その分解説がひどく丁寧です。あと解説の中での流れがわかりやすいなあと思いました。ただ、京大はマニアックな問題、一回解いたことがないと解けない問題みたいのが出ない(使う知識は凝ったものでない)ので、合格に必ずしも必要とは思いません。しかしながら、物理の楽しさを思う存分味わいました。これを1周してから間違った問題だけもう一度解きました。

 

二次直前

ここでようやく過去問に手をつけだしました。最初解いて、点数をつけて見渡した時唖然としました。だいたい全体で半分もいかないんです。目標点は60点でした。絶対本番までにそんなに伸びない!!と焦りました。しかしながら、焦るとますます計算ミスしたり図を間違っちゃいます。だんだん過去問に慣れると、時間に余裕が出来て来るので、一つ一つの見直しをしっかりして解けない問題は思い切ってとばす勇気を持ちました。あと、今までしたケアレスミス(分子と分母逆にした 一文字抜かした とか)をすべてまとめて見返しました。

過去問は段々点数を取れるようになってきます。形式からして、慣れが必要ですね。結局一番最後に解いた前年ので、70点は優に超えていました。

 

本番

理科は物理から解きました。化学に比べ、時間に押され焦ると点数を大きく落とす危険が大きかったからです。

物理、あれ数学でしたよね。実際、わたし今まで勉強してきたのってなんだろう??と思いました。自己採点で70点超えたので満足です。

京大に受かる数学の3年間の勉強法😊😊

数学。数学は、得意だと信じきっていたのにその過信のせいでだんだん勉強しなくなってガクッと落ちた教科です。というか、それほど勉強しなかった癖して学年でいい順位を取っていていい気になっていたんです。継続した勉強が大事だと思います!では時系列で

 

1年春

入学して早々の数学の授業でつまんなくてうとうとしてた時に、髪が薄めのおじいちゃん先生に名指しされて起こされたんです。小中と優等生的なポジションを保ってきたわたしにとって、それが衝撃的でかつ猛烈に腹が立ってそいつ共々数学という教科が大嫌いになりました。だって教科書読めばだいたい分かるでしょ。数学の教科書なぞった説明って、今まで面白いと思ったことない。で、宿題に出されていた4ステップを適度にこなしつつたまに忘れつつ、他に何もやらず一年を過ごすこととなります。

 

2年

流石にまずいだろ、と思い何かを始めようとしました。そこで学校で買わされた

改訂版チャート式基礎からの数学1+A

改訂版チャート式基礎からの数学1+A

 

 

コレの背表紙にアイロンをかけてじわ〜って糊を溶かして単元ごとにばらばらにしてホチキスで止めてマステで止めればできあがり!わたし、重い参考書って大嫌いなんです。だってページ開いてちょっと目を離したらパタンって閉じちゃうのイヤじゃん。持ち運べないと勉強しないし。ちょっとした工夫でやる気が出るならお安いものです。

これを単元別に例題だけ3周とかしてました。考査前もずっと例題だけ周回。体に解き方を馴染ませるんです。覚えるのとちょっと違う感覚です。特に何も考えなくとも例題レベルの問題を見ただけで、すっと解法が頭から出てくるイメージになるのが目標です。で、やっぱり練習問題とかに手を出さずに例題だけ。これを3年夏あたりまで。それでもいきなりまぐれでいい点数をとることがあっていい気になってました。

 

3年夏

流石にもう何かやらないとまずいだろうと思いました。そこで大学への数学を考えたのですが、いまいち解説が分かりにくくて、進め方もよく分からなくて挫折しました。1,2年のうちからやる分にはとてもいいと思います。で、プラチカをやってました。Amazonを貼らなかったのはプラチカが嫌いだから。良問ぞろいだとは思います。ただ、解説がなあ。わたしは理解能力が乏しいから何を言ってるのか分かんない。難関大を受ける人はみんな賢いから解説は基本事項をすべて省いていいとかは違うと思うんです。で、嫌いなままプラチカを秋、ずっとやってました。力はつきませんでした。

 

3年秋

駿台の大学別模試の数学、問題をぱーっと見た瞬間に血の気が引きました。何を言っているのかわからない。どう手をつけていいのかわからない。なのに周りは順調にペンが動いている。わたしは2時間半呆然として終わりました。結果は30点台。よく一完分取れたなあ。

それで、どうしたらいいかうんと考えました。結果が悪かったら、悲しむよりまずこれからのことを考えるに尽きます。そしてこの本に行き着きます。

 

 

この本、すごいんです!!このぽんこつでもわかりやすい!ノンストレス!こんなに文字量が多い数学の参考書、はじめて見ました。何から何まで1から説明してくれます。

そして、この本のすごいところは「京大数学は理解が要だ」ということを読者に理解させようと必死になっていること。今まで、数学って、問題を見たらすぐ手を動かしてそして行き詰まったら、もう終わり〜だと思ってました。それでは何も解けるようになりません。問題を見て、よくよく理解し、自分の持っている知識のうちでどれを登場させるか色々な角度から考え、軽く手を動かして試し、イケそうだと思ってやっと解答にうつりましょう。京大に受かるレベルの人なんて、そんな事しなくてもさささって解いていってしまいそうな気がすると思うんです。でもきっとこういう解答に至るまでの地道なプロセスをいかに大切にしておけるかで大分解答の作りが違ってくるのでは?と感じました。

あと、定石をたくさん貯めておくことが大切だと思いました。これは単純に知識があればいいという話ではありません。知識を組み合わせて問題まで持っていけるに足る知識です。一つでも多く、問題への手がかりを増やしておくことです。幸い、京大では誰も知らないような知識を使ったいじわる問題はほとんど出ません。だから、解答を見れば「解けたのに〜」となる問題がとても多いです。いかに、アプローチの手段を自分の中に持っていると同時にそれを芯まで理解しきっているかです。これには、チャートの例題だけをバカみたいに周回していたのが役立ちました。

で、この本をセンター前ギリギリまでかけて2周しました。センター前は3年分くらいセンター過去問をやったのみです。センターを二次に使うならちゃんと対策すべきです。センター結果は9割ギリギリ行かないくらいでした。

 

二次直前

やっと過去問(25ヶ年)に手をつけ始めます。サクサク解いて元々一周しかする気がなかったのでかなりいいペースで終わりました。しかし、自分の計算力が全くついていないことに気づきます。もう遅いです。多少は微積を数学の月とかで、プリントを出して練習しましたがほとんどやる暇がありませんでした。微積も、この頃になって知った計算方法も多かったです。4ステップの解説が嫌いでいきなりチャートをやっていて、それも理解に懸けていたので計算力をつけるという視点が抜けていて、わたしの計算力はぼろぼろでした。それは理科にもかなり響くこととなります。それでも毎日かなりの問題数をこなすことで自信がつき、心に余裕が生まれることで間違いは少なくなっていきました。

そして、言いたいのが赤本の難易度の判定意味わかんないということ。わたし、Bで完答できる問題はほとんどありません。Aで7から8割がた、という感じ。近年簡単になってきているので、昔のB問題とかに執着して自信を失ってもなんだかなあと思います。

そして、1週間前あたりになり、時間配分の練習のために河合の予想問題を買いました。問題のレベルが割といい感じでした。時間配分はかなり重要です。まず捨て問検討タイムを作ること。10分くらい。そして、わたしは4問に絞る計算でした。そのうち3問は完答目標。大体1問あたり30分を超えて道筋が綺麗に見えないなら切り替える。このトレーニングは直前にやっても間に合います。

 

そして本番

小問多すぎですよね…。昔ながらの京大の形が崩れようとしているのでしょうか。わたしはこの小問に助けられたような気がしています。小問の(1)はすべて完答。大問としては整数問題だけ完答。のこりは半解〜手をつけられないくらいでした。小問に惑わされて時間配分めちゃくちゃになりました。小問ある問題はひとまずすべて手をつけてみた方が良かったかな。

 

 

言いたいことは、 数学で才能が占める割合は僅かじゃないか??ということ。日々の積み重ねが大きいです。調子に乗って直前に計算力がなくて雪崩にびびるなんてことが無いように。そして、京大数学は点を取れる教科でないです。点を落とさないようにする教科です。京大数学が人よりも傑出してできる人は、もう数学オリンピックレベルというか、羨望のまなざし〜♡みたいな人しかいない気がします、たぶん。何が本番で起こるかわからない教科です。体調、メンタル面だとかに大きく左右されます。堅実に点をとる意識で行きましょう!

 

京大に受かる国語の3年間の勉強法🐥🐥🐥

私なんで昨日ばーって書いたんだろう?書き溜めといてちょいちょい出した方がよかったよなあ……

 

今日からは教科別に書きます。勉強法というより、ただ時系列にまとめるだけです。今日は国語☺☺

 

得意です、たぶん。文章を書くのがすごく好きで、読書も好きです。でもその事は正直国語と関係あるかわかんない。

 

勉強を時系列順に言いますと、

1年 古文法、漢文法、古文単語の叩き込み

学校で買わされたやつ(Amazonで検索出来なかった)を使って暗唱したり例文を書いて覚えてました。古典文法はね、暗唱が非常に大事!!1年の時に当たったおじいちゃん先生は、ひたすら何回も暗唱させてました。その染み込みはなかなか取れないものです。というかたとえ忘れても口が思い出してくれるんです。小さくてもいいから口を動かして、声に出すこと!古文単語は、コレ

Key&Point古文単語330 AR対応

Key&Point古文単語330 AR対応

 

 です。学校で買わされたんですけどね。一つ一つの単語の説明が多いです。これ小テストがあったから必死に覚えたけど、今思えば効率が非常に悪かったです。そんなこんなで暗記に徹した国語でしたが、古典の成績が急上昇⤴︎ します。学年10位以内にいきなり入りました。古典は、成果がすぐ出ます!たとえ理系だとしても暗記で点数は大きく変わるので古典は無視しちゃいけません。

 

2年 サボ

本当に何もしてません!国語の成績はまあまあを保っていました。3年間ずっと、古典の定期考査は前日に訳を暗記していたので、いつも点数が良かったです。あれだけ暗唱した文句は1年じゃ頭の中から抜け落ちません。

 

3年夏ごろ 25ヶ年スター

代ゼミプレではじめて過去問を見ましたが、問題の特異性に驚きました。現代文の問題がまあ短い!(説明せよか、理由は何かしか聞かれない!)のと、古典の問題文が短い!これはいけるかも?と思いました。その頃は、25ヶ年に手をつけだしました。ノート1ページに大問一つとか。でも、25ヶ年の解説はクソです。後々、青本の解説の丁寧さに驚きます。あと古文単語は抜けてきたのでお風呂で暗記しました。

京大の国語25カ年[第9版] (難関校過去問シリーズ)

京大の国語25カ年[第9版] (難関校過去問シリーズ)

 

 

 

3年秋  気を抜く

理科に必死になって何もしませんでした。まあふつうはそういうものです。しかし、無残にも国語の成績はみるみるうちに下がっていきます。すべての教科の中で国語が一番悪かった模試が何個かありました。それでも、今更になって勉強法も分からず、過去問にもそこまで手をつけず時間は流れました。

センターは、学校の授業で3年の最初からちょこちょこ過去問を解いていました。これがすごくありがたかったです。最初の方は20点台も多くとりましたが、12月頃になると、なんとなくコツが掴めてきました。そのコツを口で説明できればいいんですけど、無理です。覚えてない。国語の過去問は短期間にたくさん解いてリズムを体に入れましょう。

 

センター前 焦って単語を詰め込む

直前になると、国語がいきなり140とかになったらどうしよう…とか心配になっていました。いくらセンター配点が低いとはいえ、140と180の差は埋められるとはいえ無視できる訳ではありません。そこで、コレ

古文単語FORMULA600【改訂版】 (東進ブックス 大学受験FORMULAシリーズ)

古文単語FORMULA600【改訂版】 (東進ブックス 大学受験FORMULAシリーズ)

 

 を買い一気に覚えてました。この本、この水色といい、デザインが素敵です。一語あたりの解説が非常に短く、いいテンポで覚えられます。一日あたりにやる量が決まっているので(たしか全部で9日か10日とか)明確に覚えられていく気がします。3年間を通してこれを覚えていたら良かったなあ。

で、センターは漢文(18点)が酷かった以外はそこそこでした。そこそこ、とはいえ18点は痛いですよね。もう少しなんかやっとけば良かった。

 

二次直前 適当にこなす

今更ねえ、やったところで、ね。でも、現代文の勉強がわからなくなって仲が良かった国語の先生に解いていたノートとか模試の結果とかを全部持って行って見てもらったんです。(こんな親身になってくれる先生はそういないです)そこで、

意味の通った日本語を書くこと

解答の要点をしっかり捕まえて明確化し、その上で枝葉をつけていくこと

を指摘され、現代文への向き合い方が少し変わりました。何となくで書けばいいやー!フィーリングフィーリング!とか思っていたので、改めて自分の解答を読んだ時に、自分の書いた文の意味が分からなかったことにショックを受けました。少なくとも意味の通る文を書くという意識を持つことは大切だと思います。問題文その物が例えなくとも、自分の解答を見ただけでなんとなく言いたいことが伝わるような解答がベストです。でも過去問はまったく解きませんでした。

古典は、直前でも点数が上がると思ったので、必死に過去問を解きました。大事だと思ったのは

主語述語、5w1hを揃えること

です。現代語訳しなさい、説明しなさい、どちらにせよ

情報を抜かりなく入れ込むことが必要です。要素は十分かいつも確認しましょう。あと、前述の古文単語600をお風呂で暗記し、身に染みつかせました。CDも使うといいと思います。(ドキンちゃんの声!)

この頃、25ヶ年で抜けていた直近2年分を青本で解きました。まあ駿台の解説が丁寧なこと!でもここまで理論的にむちゃくちゃ長々と書かれると飽きました。

二次は、そこそこの手応えでした。結果の点数はわかんないけど、まあ古文も現代文も想定内くらいかなあと思います。大体半分くらいかな。

 

 

時系列順ですが書きました。これでいいのかな??

ただひとつだけ覚えてほしいのが

国語全体として配点は低いけど、古典は暗記で賄える部分が大きいから強みにする

です。こっちが必死になって机に向かってるのにお前らの色恋話なんて聞いてられるかよ、と何度も思いましたが、古文は他の教科に比べコスパが割といいです。現代文は誰か教えて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっくり京大に受かるまで⑦(ようやく終わるよ)

一気に行きます。

 

京都には、下見の前の日に母と飛行機で飛びました。ホテルは、出町柳まで乗り換え1回で行ける駅から歩いて10分くらいの所でしたが、出町柳から遠くてもいいから乗り換えのないところにすれば良かったです。ホテルと飛行機は夏ぐらいにとりました。

 

下見で初めて京大に入りました。想像通りでした。午前に下見をし、午後は偶然通りがかったパン屋さんの2階で数学の模試1回分を解きました。隣でおっちゃんが賑やかに話していて楽しそうでした。

 

その日の夜、母共々京都に不慣れな私達は、良さげな居酒屋へと向かいます。しかしながら、普段勉強ばかりで運動を何もしていなかったわたしは、この日久々に歩き回って脚が疲れ切っていて、居酒屋もイメージと異なり賑やかなカウンター式ですぐ隣でオヤジが酒を飲んでるみたいなところで、わたしは(何しに来たんだろ…)(これは明日ダメだ……)と1人弱気になり感極まわり、受験勉強のなかで初めて泣きました。わたしの泣き顔を見た母は狼狽え、2人して居心地が悪かったです。観光なら、合格すればいくらでも出来るのでご飯は無難なチェーン店で充分です。でもそこで食べたおでんとトンカツ、涙も止まるほど美味しかったです。

 

とうとう当日の朝、ホテルを出てコンビニでお弁当を買って母の付き添いも振り切り、乗り換えをする途中、どうやっても集合時間に間に合わないことに気づきました。そこから急いで地上に出てタクシーで向かいました。何のために下見に行ったんでしょうか。

 

そして試験ですが、まったく緊張しませんでした。その数日後、卒業式で壇上に上がる方が何倍も緊張しました。周りは明らかに男子ばかりでした。あと、センターの時もでしたが前の子が白髪だらけで(みんな苦労してるんだなあ)としみじみしました。ここから教科別にまとめると

▽国語   古文がいい感じに解けて嬉しかったです。身体の「心」と語の「意味」とのアナロジーについての論説、おもしろかったです。

▽数学   小問が多すぎてペースが狂いました。一応あらかじめ最初の10分は問題を解かずに捨て問検討タイムの予定でしたが20分にのびました。結局整数の1問のみ完答し、小問はすべて正解、あとはゼロ~半解みたいな感じでした。目標は三完だったので感触は最悪でした。小問の配点が高いことを祈って二日目を迎えます。

▽英語    大問4の英作文、あれなんでしょう??意味わかんないです。全部could you〜?にしたんですけどよかったのでしょうか。他は、そこそこの感触でしたがwhichの訳し方が全くわからないところが一つありました。

▽理科    参考程度に言うと、理数合わせて220超えればいいだろう、と考えていました。全体を見回した時、なんてラッキーと思いました。原子は出ないし、交流コンデンサーも出ないし、気体だし、結晶格子だし、すべてわたしの得意分野だったんです。これは流れが来たぞ、と思いました。先に物理を解きましたがこれは数学が出来ないと辛いだろうなあという感じでした。微分方程式が出た?らしいですが気付かず正解しました。化学は大問3の記述がぼろぼろで理論も割とやられました。理科だけ終わってから自己採点したのですが、化学58物理75でした。配点は自己流ですが。

 

試験が終わったあと、卒業式も終え、特に遊ばずずっとぼーっとしてました。後期の勉強もあったのですが、やる気がおきませんでした。魂が一気に抜けました。ああ、燃え尽き症候群ってこういうやつね、という感じです。とりあえず受かってよかったです。

 

全然ざっくりじゃなかったですが、一連の流れはおわります。教科別のこととか考えてたこととか書きたいです。それにしてもやっぱりブログの書き方良くわかんない。

ざっくり京大に受かるまで⑥(いけるかな??二次)

それほど良くもなかったセンター後、二次対策が本格的に始まります。私の学校では三学期は完全に授業が無く、志望別の講習が開かれていました。ただ、難関大向けの講習がイマイチで、予習復習を含めるともったいないなあと思ったので一切取りませんでした。

センター後卒業式まで、同年代の人とほとんど話しませんでした。平日は学校の図書館かレンタル自習室、土日はカフェかそこらかみたいな感じで右往左往してました。孤独で胸がいっぱいです。そもそも友達が少ないんです。それに京大を受ける人で気軽に話せる人が誰もいなくて不安が大きかったですね。

 

センター後、初めて理科の過去問(25ヶ年)に手をつけたんですけど、まあできない。物理は簡単に雪崩れます。はじめの頃は、大問あたり0点とか3点を頻繁にとりました。合計すると5割も厳しい年がそこそこありました。もう打ちひしがれました。電卓を叩いては目標点と今の現実を考えてため息です。阪大にしときゃなあ、とよく思いました。

 

それでも、理科は本番までぐんぐん伸びました。実感がある程です。雪崩が怖いなら、せき止めればいいんです。今まで解いてきたノートをすべて見返して、ケアレスミスをすべてまとめました。これは絶対やった方がいいやつです。

 

英語の長文は結局1990年代あたりまで解いていました。英作文は、直前の河合プレで衝撃の1点/50点を取り、途方に暮れました。そこでコレ

実戦編 英作文のトレーニング 改訂版

実戦編 英作文のトレーニング 改訂版

 

 を知り、一日5文のハイペースで身につけていきました。単語を暗記するだけでは英作文に持ってこれないですよね。かと言ってこの時期に英単語をやるのはきつい。そこで、この参考書により、うまく日本語の文を知っている英単語にほどく作業がだんだんできるようになってきます。京大の過去問はほぼ解かずに、こっちを沢山やりました。本番効果があったとは言い難いですが、英作文をワンランク上に上げたいならオススメです。

 

あと、古文単語を必死に詰め込みました。600です。でもここまで来ると読むのが非常に楽です。国語はもう何もやっても変わらないと思うのは間違いです。古文だけは直前まで伸びしろがあると思いました。

 

数学は、なんかできてるんだかできてないんだか分からないまま過去問を1通り終えました。近年明らかに易化してます。25ヶ年できつい問題を沢山解いたあと前年とかの問題を解くとほっとしました。あと時間配分用に河合の予想問題も買いました。

 

さあ、いよいよ本番です。

ざっくり京大に受かるまで⑤ (恐怖のセンター)

冬休みは倫政以外センター対策をそこまでしませんでした。工学部は、センター200(国、英50社100)/全1000なので、まあ二次の方に手をつけた方がいいだろう、と思ったんです。だって年明ける時点で過去問に手をつけていたのは英語(10年分くらい)と国語(3年分くらい)だけだったし。

 

正月は、福袋を買いに街中へくり出しました。それも、若い女の子がいそうなショップとかじゃなく、おばさん達がうごめくデパ地下の食品目当てです。どう考えても、人ごみだし風邪移るかもしれないし行かないほうがいいと思うけど、まあ行っても受かった人がここにいるということで。息抜きは大切です。

 

で、センター10日前くらいになってパックに手をつけ始めて思います。「むずかしい…」けっこうやった倫政さえ90点いくのは滅多になかったです。でもそこから足掻いても大して伸びません。リスニングは毎日聞いて最後の方の過去問は45点くらいは取れるようになっていました。あと、理系科目は後期用にちょっとはやっていたけど、過去問も3年分の本試くらいしか解いていません。あ、英語とか倫政とかも3年分とかしか解いてないかも。

京大とか難関大の受験者は何もしなくともセンター取れる、と言われます。あながち間違ってません。何もしなくても8割くらいはいけます。ただ、それに甘んじすぎたのがわたしです。思考力重視である京大受験とセンターは噛み合いません。時間を沢山かけてもいいから難問を解きたい!!!と何度も思いました。時間に押されるのって嫌です。

 

センター本番、お気に入りの歌手のYouTubeをひたすら見て気持ちを奮い立たせました。まあ、なんとか行った行った、と自己採点までは思いましたが、自己採点は

倫政 88
国語146(現46小42古40漢18)
英語168 (筆記184リスニング26)
物理98
化学92
数学176(①85②91)
京大工学部傾斜166.5(83%)
総合768(85.3%)

傾斜で見ても、総合で見ても、うーーーん…ですよね。漢文とリスニングの悪さです。二次で使わないこの二科目酷すぎます。1年の時に必死に漢文を学んだ貯金は完全に底をついていました。あと、倫政があと7点くらいは上のつもりでいました。今年倫政簡単だったらしいですが、わたしからみると、難しかったです。実力不足ですが。これですべての予備校からの判定はD。お馴染みなので動転しません。ここから行けることを信じていました。