ざっくり京大に受かるまで⑦(ようやく終わるよ)

一気に行きます。

 

京都には、下見の前の日に母と飛行機で飛びました。ホテルは、出町柳まで乗り換え1回で行ける駅から歩いて10分くらいの所でしたが、出町柳から遠くてもいいから乗り換えのないところにすれば良かったです。ホテルと飛行機は夏ぐらいにとりました。

 

下見で初めて京大に入りました。想像通りでした。午前に下見をし、午後は偶然通りがかったパン屋さんの2階で数学の模試1回分を解きました。隣でおっちゃんが賑やかに話していて楽しそうでした。

 

その日の夜、母共々京都に不慣れな私達は、良さげな居酒屋へと向かいます。しかしながら、普段勉強ばかりで運動を何もしていなかったわたしは、この日久々に歩き回って脚が疲れ切っていて、居酒屋もイメージと異なり賑やかなカウンター式ですぐ隣でオヤジが酒を飲んでるみたいなところで、わたしは(何しに来たんだろ…)(これは明日ダメだ……)と1人弱気になり感極まわり、受験勉強のなかで初めて泣きました。わたしの泣き顔を見た母は狼狽え、2人して居心地が悪かったです。観光なら、合格すればいくらでも出来るのでご飯は無難なチェーン店で充分です。でもそこで食べたおでんとトンカツ、涙も止まるほど美味しかったです。

 

とうとう当日の朝、ホテルを出てコンビニでお弁当を買って母の付き添いも振り切り、乗り換えをする途中、どうやっても集合時間に間に合わないことに気づきました。そこから急いで地上に出てタクシーで向かいました。何のために下見に行ったんでしょうか。

 

そして試験ですが、まったく緊張しませんでした。その数日後、卒業式で壇上に上がる方が何倍も緊張しました。周りは明らかに男子ばかりでした。あと、センターの時もでしたが前の子が白髪だらけで(みんな苦労してるんだなあ)としみじみしました。ここから教科別にまとめると

▽国語   古文がいい感じに解けて嬉しかったです。身体の「心」と語の「意味」とのアナロジーについての論説、おもしろかったです。

▽数学   小問が多すぎてペースが狂いました。一応あらかじめ最初の10分は問題を解かずに捨て問検討タイムの予定でしたが20分にのびました。結局整数の1問のみ完答し、小問はすべて正解、あとはゼロ~半解みたいな感じでした。目標は三完だったので感触は最悪でした。小問の配点が高いことを祈って二日目を迎えます。

▽英語    大問4の英作文、あれなんでしょう??意味わかんないです。全部could you〜?にしたんですけどよかったのでしょうか。他は、そこそこの感触でしたがwhichの訳し方が全くわからないところが一つありました。

▽理科    参考程度に言うと、理数合わせて220超えればいいだろう、と考えていました。全体を見回した時、なんてラッキーと思いました。原子は出ないし、交流コンデンサーも出ないし、気体だし、結晶格子だし、すべてわたしの得意分野だったんです。これは流れが来たぞ、と思いました。先に物理を解きましたがこれは数学が出来ないと辛いだろうなあという感じでした。微分方程式が出た?らしいですが気付かず正解しました。化学は大問3の記述がぼろぼろで理論も割とやられました。理科だけ終わってから自己採点したのですが、化学58物理75でした。配点は自己流ですが。

 

試験が終わったあと、卒業式も終え、特に遊ばずずっとぼーっとしてました。後期の勉強もあったのですが、やる気がおきませんでした。魂が一気に抜けました。ああ、燃え尽き症候群ってこういうやつね、という感じです。とりあえず受かってよかったです。

 

全然ざっくりじゃなかったですが、一連の流れはおわります。教科別のこととか考えてたこととか書きたいです。それにしてもやっぱりブログの書き方良くわかんない。