京大に受かる化学の勉強法🙄💭🙄

やばい!書くの飽きてきた… 引越の準備終わるまでにあらかた書き終わろうと思ったんだけど…。というか4月2日に飛行機取ったのは遅すぎます!

 

で、化学です。点数はわりかし取りやすい教科だなあと思います。というか、有機化学が大好きなんです。クロスワードとか数独といったパズルゲームが好きなので、論理を埋めていくような構造決定は楽しいです!(まあ今年構造決定が少なく記述だったので死にました)では時系列で。

 

1年と2年

1年次に化学基礎が必修でした。この時の教科担任が3年間教科担任を務めることとなるのですが、まあ授業を聞いていませんでした。教え方は面白いと思うし、板書だって綺麗とは言えないけれど整っていて見やすかったです。でも、予習をしてこないとついていけないような感じで、聞いても右から左へすうっと抜けていきました。うたた寝したり、チャート解いたりばかりで、真面目に授業を受けた記憶は3年間通してありません。定期考査前も1、2年のうちはリードの基礎だけ解いていて、応用ページは無視していました。

 

3年春

流石にまずいだろうと思い、少しずつリードの応用も解き始めます。でも所詮そのレベルです。たしか3年春あたりの進研かなにかの模試で教科校内偏差値30前半とかでした。モル計算ですら割と怪しかったです。で、たぶん5月くらいからコレ

鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)

鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)

 

 読みまくってました。まあわかりやすいです。計算方法からふむふむ…という感じです。イラストも見やすく、化学って面白いんだなあと初めて思いました。初心者の人が読んでも面白いし、ある程度知識がついた人にもおすすめです。この1冊だけで大分知識はつきました。

 

3年夏

この段階で、有機化学が途中まで終わったところでした。無機化学は知識だけだし、有機化学はみんな初心者なので、ここで差をつけると強いだろ!と思いました。無機化学は、学校から貰った冊子だけで頑張りました。むっちゃまとまっていて、どんな参考書よりも的確です。有機はまたしても

鎌田の有機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)

鎌田の有機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)

 

 

をみっちりやりました。鎌田先生には、わたしは足を向けて寝られません。大好きです。有機の方が若干知識が深めかなあと思います。この本をやり切ったら難関大なら十分の知識を得られます。

夏の模試で、わたしはまだ有機化学が良く分からなくて大問4個中2個を無視していました。現役はそんな感じなのでほんとに判定は無視して大丈夫です☺☺

 

3年秋

リード以外なーんにも今まで演習系の問題集をやっていませんでした。ジュウモンとかやろうかなあどうしようかと思い結局これ

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録

 

 にしました。9月10月で一気に1周します。もう、問題数が半端ないです。時間が無いと解けません。というか2周3周は諦めましょう。理論化学は全問といたけれど、他は半分くらいです。ただ、本当に名問を選りすぐっています。ノートに解きつつ、詳細な解答を読んではノートにまとめ、何回も見返すことで染み付くように力がつきました。

秋の模試では、まだまだ実力が足りないなあと実感します。河合の構造決定はあまりに難しすぎます。あのレベルを解ける人、すごいです。というかあの模試で時間配分を考えたら狂います。

で、新演習ばかりをセンター前まで解きます。鎌田シリーズもずっと読み返し続けました。センター対策は何もしてないです。90点くらいでした。

 

二次直前

やっと過去問に手をつけます。解ける年は解けるし、解けない年は無理ぃ〜って感じでした。自分で適当に点数化して悲しんでは踏ん張りました。構造決定は脳内でチャートを組み立てられるほど繰り返し過去問を解きましょう。一つのキーワードを聞いただけでぱっと方向性を決められる段階までいきましょう!理論化学は、立体格子が出ることだけを願いました。化学平衡はなかなか慣れなくて、本当に直前まで点数を取れませんでした。新演習に戻っていろいろ解きました。で、結局本番はありがたい事に立体格子がでて、そこそこでした。ふふ。

 

 

化学は、いい参考書に出会ったことが大きかったです。夏から本格的に勉強を始めても十分間に合います!知識問題はある程度あるし、変にマニアックな問題もありません。時間配分さえ直前になんとかして乗り切れば(できない問題を諦める勇気を持てば)、得点源にできます。理科一科目でも安定するのは、ちょっと嬉しいことです。物理に比べ、化学は「才能が必要感」がないです。時間をかけるなら、化学がおすすめですよ☺